※この記事は[Galaxy Z Fold7を1週間使った正直なレビュー]の続編です。
あの時に書いた不満が、3ヶ月でどうなったのか追跡しています。
どうも、約24万円のスマホと共に暮らしている人です。
4月末からGalaxy Z Fold7を毎日のメイン機としてバリバリ使ってきました。
あれから3ヶ月。
世の中の長期レビューを読むと、だいたい
「ようやくここまで来た」
「もう普通のスマホには戻れない」
と絶賛一色。
しかし毎日使っている当事者としては、良さもあるけど”気づき”もあったなというのが正直なところです。
この記事では、3ヶ月使って折りたたみスマホが自分の生活にどう馴染んだ(あるいは馴染まなかった)のかを正直に書いていきます。
先に結論

3ヶ月メインで使った気持ちを一言でいうと
「大画面の便利さは間違いない。ただ“折りたたみだから全部快適”ではないし、iPhoneからの乗り換えは覚悟がいる」
これです。
- 馴染んだこと:自然と開いて大画面でコンテンツ消費。持ち運びの際はパタンと折りたたむこのスマートさ。
- 馴染まなかったこと:ほぼ正方形の画面は、iPadのような縦横の使い分けの旨味が弱い。そしてAppleエコシステムに慣れた身には、Androidがなかなか慣れない。
詳しくは以下で、1週間レビューの時に書いた不満を1つずつ追跡しながら見ていきます。
1週間で感じた不満は、3ヶ月でどうなったか
ここがこの記事の本題です。1週間使った時点で挙げた不満が、3ヶ月経って「慣れたのか」「やっぱりダメなのか」を正直に答え合わせします。
① 一番「変化」があったのは、画面比率とOSへの本音
1週間の時点では、開いたときの画面比率にもOSにも、まだ判断を保留していました。「慣れの問題かもしれない」と。
3ヶ月使った今、ここがハッキリしました。
正直、ここは馴染みきりませんでした。 その理由は2つ。
ほぼ正方形の画面は、iPadのような“縦横の旨味”が弱い

開いたときのZ Fold7の画面は、ほぼ正方形に近い比率です。
これが、コンテンツを見るときに地味に違和感として残りました。
何が言いたいかというと、iPadなら、横にすれば動画が大きく見やすくなり、縦にすれば情報量が増えて文字がたくさん読める。「向きを変えると役割が変わる」のがタブレットの気持ち良さなんです。
でもZ Fold7の正方形に近い画面比率だと、その縦横の使い分けの旨味が弱い。
横にしても動画の上下に余白が出るし、縦にしても「縦長タブレット」というほどの情報量にはならない。
どっちつかずというか、「大きいけど、大きさを活かしきれる形じゃない」という感覚が3ヶ月経っても残りました。
大画面なのは間違いなく便利。でも「iPadのミニ版が常に手元にある」みたいな期待をしていると、ちょっと違うかも、というのが正直なところです。
ここは、折りたたみiPhoneに期待です。
iPhone・Appleエコシステムに慣れた身には、Androidがなかなか馴染まず
もう一つは端末ではなくOSの話。自分はこれまでiPhoneでApple のエコシステムにどっぷり浸かってきた人間です。で、Z Fold7はAndroid(One UI)。
まず、iPhone・Mac・iPadの間でやっていた連携(コピー&ペースト共有など)が使えなくなった。これは結構痛いです。
癖付いているので、GalaxyでコピーしたものがMacでペーストできなくて「?」となり、あぁそうだったとなることも少なくありません。
また、Apple Payの使い勝手が良かったのを痛感しました。Galaxyでは「Samsungウォレット」と「Googleウォレット」の2種類の決済アプリがあり、結果、Googleウォレットを使っていますが、正直なかなか慣れない。
電源ボタン2回クリックで起動の設定にしてApple Payと同じ挙動にしているはずなのに何故か慣れなんですよね。
これは「Androidが悪い」というより、Appleのエコシステムに侵されきった自分の乗り換えコストの問題かなと。
でも、同じようにiPhoneから来る人にとってはリアルな話だと思います。端末の性能とは別のところで、毎日じわじわ効いてくる不便さです。
結局、ここが「変化」した
3ヶ月使って見えてきた一番の変化は、「慣れた」ことではなく「違和感の正体がはっきりした」ことでした。
画面比率は構造上の制約、OSの使い勝手はエコシステムの問題。
どちらも使い込んでも解決しないタイプの不満でした。
折りたたみへの乗り換えやiPhoneからの移行を考えている方がまさにつまずくポイントだと思うので、ここは強調しておきます。
② 左手操作派の指紋認証ストレスは、どうなった?
1週間レビューで一番こぼしていたのがこれでした。
指紋センサーの位置が右側なので、左手で持つと認証のしにくさがありました。
ここはいまだに慣れません。
顔認証も併用してますが、そもそも気持ち認証まわりが全体通して反応があんまり良くない気がします。
③ 「目が疲れる」問題は解決したか
1週間時点で書いた目の疲れについては若干慣れた気もします。
ただやはり画面の大きさもあるのか疲れは感じやすい。
④ 「外では結局開かない」は、開くようになったか
1週間の時では「家ではともかく、外では恥ずかしさもあって結局開かない」と書きました。
3ヶ月経って、たまに電車に乗ることがありますが、そこで開くことはあります。ただ、画面が広いぶん周りから覗かれる率も上がるので、変なコトはできません。
本読んだり、YouTube観たりしています。
⑤インカメラの存在感
内側の大画面にあるパンチホールカメラは個人的にはやはり動画視聴時などにどうしても目に入ってしまいます。
折りたたみが生活に馴染んだ瞬間
不満ばかりではなく、「これは開いてよかった」と心から思えた場面も挙げておきます。
まず、ありきたりですが普段は通常のスマホとして持ち歩き、必要な時だけ大画面に広げられる二刀流はやはり快適。タブレットを持ち運ぶよりもずっと手軽にタブレットレベルの画面を運べるのは良いです。
また、本体の薄さ・軽さは、想像していたよりずっと「正義」でした。iPad miniでさえ重く感じるほど、薄く軽いのは素晴らしい。
あとはこれが一番良いなと感じたのは、写真を撮った直後、折りたたみを開いて大画面でパッと確認できるのはかなり良いです。
3ヶ月使って見えた、想定外だったこと
短期レビューでは見えなかった、長く使ったからこそ分かった点です。
- 画面が大きい分、指紋の付着も目立ちやすい印象。こまめに拭く手間は増えた
- 本体自体は薄いが、外側カメラの出っ張りが大きく、机に置いた状態のガタつきが結構気になる
あとは、想定外というわけではないですが、
- フォルダブル前提で作られていないアプリも多く、「せっかくの大画面なのに」と感じる場面がある
結局、どんな人に向くか・向かないか
2ヶ月使った結論として、Z Fold7を「すすめられる人」と「やめておいたほうがいい人」を整理します。
向いている人
- スマホで電子書籍・漫画・動画をよく見る人
- ガジェットの新しさ・所有満足を楽しめる人
- 24万を持ち歩く勇気がある人
向いていない人
- とにかく軽さ・薄さ、手が小さい人
- 左手で持って片手操作を多用する人(認証の話)
- 価格に対してシビアで、大画面を使う場面が想像できない人
「折りたたみだから全員に快適」ということはありません。 自分がどのシーンで大画面を使うか想像できる人にとっては、最高の1台になります。
おまけ:Z Fold7を“お得に”使う方法
最後に、自分が月830円で使う仕組みを使って、24万円を一括で払わずに使っている方法について、気になる方はそちらの記事もどうぞ。
あと、高級スマホなのでケースは必須かなと思いつつなかなかケースもお高めで悩ましい。。
本体自体が結構大きいのでスマホリングなんかもあると良いなと考え中です。
まとめ
3ヶ月メインで使った正直な結論は、「良さもあるが、不満も残る」。
絶賛レビューが言うほど「全部バラ色」ではないけれど、大画面の便利さと、3ヶ月かけて自分の使い方が”開く前提”に馴染んでいく過程は、確かに折りたたみならではの体験でした。
「完璧な端末」ではないけれど、「毎日ちょっと嬉しい瞬間をくれる端末」だということです。
一番変わったのは端末ではなく、自分の使い方とOSの設定。買ってすぐ快適になるわけではないけれど、馴染んでくると「これじゃないと困る」場面が少しずつ増えてくる。そんな1台かなと。
今後も使い続けての変化があれば、またレポートします!


コメント